ももちゃんのおみせやさん」「クリスマスなんてだいっきらい!
只 今 全 国 書 店 で 好 評 発 売 中 !

2005年度 第5回 絵本新人賞は、絵とストーリーともに優れた個性的な2 作品「クリスマスなんてだいっきらい!」と「ももちゃんのおみせやさん」の同時受賞となりました。賞候補作品から絞り最終審査までたまたま残ったa:B club受講研究生2名の初受賞。決定後は、編集部での打ち合わせを経て何度か手直しを加え、ようやく素敵な絵本が完成しました。ただいま、全国書店・オンラインショップで発売中、図書館からも注文がきています。ひがしさん、もぎさんの絵本作家としてのデビュー作はそれぞれどんなお話なのでしょうか?刊行を記念して、それぞれのお話を少しだけご紹介いたします。
絵本の感想や応援メッセージもおまちしています☆
2007年度第7回絵本新人賞の応募締切りは9/30!




ももちゃんのおみせやさん おおきくなったら…! 夢がわくわく ふくらむおはなし。

作・絵 もぎ まり Mogi Mari

受賞のコメント
誰もが持っているやさしい気持ち、あたたかい気持ちを絵本にしたいと思っています。今回の受賞を励みに、素敵な絵本がつくれるように努力していきたいと思います。ありがとうございました。

略 歴
1972年 神奈川県生まれ。
2003年 a:B club 絵本エディトリアルコース(ART BOXインターナショナル主宰)にて絵本づくりを学ぶ。

あらすじ: ももちゃんのおうちはパン屋さん。でも、ももちゃんは他の おみせやさんになりたくて、いろいろなお店をみてまわります。ももちゃんが、いちばんなりたいと思ったのは…?

ここがみりょく:爽やかな明るい色のかわいらしいタッチと、くり返し楽しめる構成で、自然とお店やさんのことを学べるお話。それぞれのお店やさんの品物・大切な道具などひとつひとつが丁寧に描かれ、パンのおいしさ、お花の美しさや香りなど、想像力をかき立てます。

このお話にでてくるのは…

もも:もものおうちはパンやさん。おおきくなったらどんなおみせやさんになろうかな?と、かんがえちゅう。

おとうさん:おいしいパンをつくるおとうさん。つくったパンはももちゃんのおともだちもだいすき。

べべ:おはなやさんのおうちのべべは、おてつだいのはいたつのとちゅうでももに会って…。

ぶう:ようふくやさんのおうちのぶうは、おとうさんにつくってもらったすてきなようふくをきて…。

クリスマスなんてだいっきらい! サンタクロースの家の子が過ごした夢いっぱいのクリスマス。

作・絵 ひがしあきこ Higashi Akiko

受賞のコメント
とにかく絵を描くことが大好きで、絵本の世界に飛び込んで2年。描いてはアドバイスを頂いて、また描き直しての毎日。そしてこのたび、絵本新人賞をいただけるなんて、とても感激しています。何十年来の夢(!)が叶う上に新人賞なんて。主人公のマルコとニコに出会ってからもう一年以上たちます。クリスマスイブの晩に二人の心の中に起きた気持ちの動きが、読んでくださる方に届いたらいいなって心から願っています。

略 歴
東京都出身。主婦。趣味は絵。好きな絵本は「タンゲくん」。

あらすじ: サンタクロースの家の子・マルコは毎年ひとりばっちで過ごすクリスマスの夜がだいっきらい!ある年のイブの夜、マルコと同じく大人達に置いてけぼりにされたトナカイの子・ニコがあらわれて…。1人と1頭が過ごす、いつもと違うクリスマス・イブ。

ここがみりょく:優しく好感が持てる絵柄で、登場人物が生き生きと描かれ、マルコや森の住人に不思議な存在感を与えています。マルコとニコが森で出会う動物達とのひとつひとつのエピソードが、読む人の心を優しくあたたかな気持ちにしてくれる、クリスマスにふさわしい絵本。

このお話にでてくるのは…

マルコ:サンタクロースの家の子。毎年ひとりで過ごすクリスマスがだいっきらい。でもニコと出会った年の夜は違いました。

ニコ:トナカイの子。マルコとおなじく、毎年ひとりでクリスマス・イブをすごしていましたが…

うさぎさん:ふたごのうさぎのおかあさん。たいせつな手紙を出し忘れてしまい、森の中で泣いていると2人に会って…。

りすさん:クリスマスパーティーの帰りにみちにまよってしまい、凍えているとマルコとニコに会いました。

書店より、実際の本をみて
 ●とてもかわいらしい。クリスマスに向けて積極的に紹介してゆきたいと思っています。
 ●年末のギフトシーズンにぴったりの絵本ですね。
 ●絵がとても綺麗。特に色がよいです。内容もとても良いのでオススメしたいです。
 ●動物がかわいいので、お母さんたちに人気がありそう。
 ●パンがとてもおいしそう。

a:B club スタッフより
 「強い意志、継続、積み重ね…。」こういった時の講評には、当然のようにこのような言葉が連なります。(どうしてありきたりな事しか言わないのか…。)なんて思ってましたけど、やっぱり実際そうなんですね、抱いていた夢を形にできた人というのは、やっぱり当然の様に言われている事を、着実にこなしているのです。今回の受賞はきっかけに過ぎないかもしれません。ただ、お二人に共通していた、<何度でも、めげない、人の倍>の精神を忘れなければ、この先もずっと乗り越えてゆけると確信しています。受賞おめでとうございます。これからも素敵な物語を描き続けてください。

※絵本を呼んだ感想や2人への応援メッセージなどを募集しています※


ART BOXのWEBサイトからも買えます!

ももちゃんのおみせやさん
作・絵 もぎまり
B5サイズ/26頁/税込価格:1260円
ISBN-4-87298-761-6

クリスマスなんてだいっきらい!
作・絵 ひがしあきこ
200×216mm/34頁/税込価格:1470円
ISBN-4-87298-762-4