写真の今 〜フォトグラファー121名〜
現代日本を代表し、写真のさまざまなジャンルで現在活躍中の写真家とすぐれた作品を幅広く掲載。 「Photography」は、2009年の日本の写真家の現在を展望し、世界へ発信する一冊となっております。
激動とカオスの中にある写真の「今」と「未来」の可能性を展望し、世界に誇る日本の写真表現の粋を集めつつ、
データベース性も兼ね備えたほかに類を見ないフォトグラファー年鑑です。
体裁:A4型変型/オールカラー
定価:3,150円
ISBN978-4-87298-834-5
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現在、ファインアート、広告、エディトリアル、ファッション、音楽、ドキュメントなど多様なジャンルの第一線で活躍する新進から、中堅、トップアーティストまで 121名のフォトグラファーの代表作をプロフィール、コメント、連絡先とともにオールカラーで掲載したインデックスタイプの保存版作品集 『ART BOX MOOK Vol.3 Photography』を刊行する運びとなりました。
写真の今〜フォトグラファー121人〜
掲載内容のご紹介
大石芳野
Oishi Yoshino
黒川能は山形県の庄内地方で五百年間も続いている。黒川の里ではつい近年まで農業が主体だったが、日本中の変化に準じた。
けれど人びとは、農の基本に能を置いて誇りと伝統を守ってきた。「百年に一度の不況?ワシらは飢饉や災害、戦争も潜り抜けてきた。
そんな大騒ぎをしなくても」と人びとは平然と話す。自分たちの根っこにある揺るぎない文化を礎に、確かな生き方を貫いているようだ
(写真集『黒川能の里 庄内にいだかれて』(清流出版刊より)。
掲載内容のご紹介
内藤忠行
Naitou Tadayuki
銀箔に張り付けた「T字型12面シンメトリーの桜」を発表してから、瞬く間に20年の歳月が過ぎ去ってしまった。
その間日本庭園、ブルーロータス、デジタル化したストライプのデザインとポリリズムの探求をしてきたが、
近年桜が気になりだした。この2点は、当時試行錯誤していた「雅とはかなさ」、「妖艶と魔性」をいかにして表出させるか
ということだった。写真が内在するリアルとアブストラクトによって。
平間至
Hirama Itaru
自らカメラと自意識を消し去り、肉体と無意で田中泯と向き合った。その瞬間、私はたった一人で闇の中にいた。
なんて静かで豊かな時間なのだろうか。
そこには、生も死も、過去も未来も、全てがあった。そしてそこは、ずっと前から私が求めていた時空間だ。
その扉を泯氏が開けてくれたのだ。
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ARTBOX MOOKシリーズ既刊のお知らせ
既刊:「ART BOX Vol.2 -JEWELRY-」 |
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