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1928年 京都市生まれ 本名 博子
1949年 京都市立美術専門学校卒業
1952年 西山翠嶂画塾青甲社入塾
1954年 日展特選
1956年 東京へ移住
1958年 橋本明治に師事 日展特選
1970年 日展菊花賞
1971年 女子美術大学助教授就任
1974年 日展審査員(1981,1986,1993,2000)
1977年 日展作品文化庁買上
1979年 日展会員賞
1987年 女子美術大学教授就任 日展評議委員
1988年 日展内閣総理大臣賞
1989年 デッサン展(松屋)
1993年 女子美術大学退職 記念展(大学資料館)
1996年 自選個展(東京国際美術館)
2004年 個展(ART BOXギャラリー)
2005年 旭日小綬賞
2006年 個展(ART BOXギャラリー)
2010年 現在日展参与 |
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先生が制作で心懸けている点についてお答えください
絵画は形と色彩だと思っています。思っていること、考えていることを描くことはできない、
それは自然に表れるかもしれないと思っております。慾ばらないことだと思っております。
本展示の見所は、どのようなところでしょうか?
動物を描きたく、動物園へ行きました。描けそうな動物、無理だと思う動物を見て帰ったのですが
足や腰の具合が悪くなり、作られた動物達を描きました。本当は本物の動物たちを描きたかったと思います。
制作過程を簡単で構いませんので、教えてください。
小さい作品は空想だけで、エスキースは作りません。下図は作ります。今回小品には下地に金箔を
張りました。一度「描きあがった」と思ってからしばらく置き、また描いたりします。
今後制作していきたい事柄、モチーフ等ございましたらお答えください。
私はいろんなものを描いてきました。また、急に何が描きたくなるかわかりません。急に描きたく
なったら、あれこれ考えずにさっさと描くことにしております。体力がなくなったので、なるべく
身近なものを描くことにします。今はタンポポとリスを描いています。
出品作品をピックアップ
編集後記
慾ばらない その言葉に救われるように思います。作品や人を想う気持ちが絵からにじみ出て温かく語りかけてきます。