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TOP > ギャラリー > 第19回ARTBOX大賞展受賞記念展 今本千秋展 > アーティストインタビュー/今本千秋
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出版相談
1985  石川県出身
     筑波大学大学院総合科学研究科博士前期課程
     芸術専攻日本画領域2年次 在籍
個展
2007  なにかとからだからできるのはなにかだから/企画個展
     pharmarelly(つくば)
2007  femminiiinne/個展/アートギャラリーT+(つくば)
グループ展
2008  Emerging Buds/企画グループ展/Live&Moris(銀座)
2008  芸大・茨大・筑波大卒業修了制作選抜展/企画グループ展
     東海ステーションギャラリー(茨城)
公募展
2007  ワンダーシード2007/公募(入選買上)/トーキョーワンダーサイト(渋谷)
2007  via art 2007/公募(入選)/シンワアートミュージアム(銀座)
2008  via art 2008/公募(入選)/シンワアートミュージアム(銀座)
2009  ART BOX大賞展 準グランプリ受賞/ART BOXギャラリー(銀座)
制作について
私は、イメージや感覚にヒフを被せるということを意識して描いています。曖昧で日々変わってゆく不確かなものを、確かに存在している身体を通して、捉え逃さず描いています。
あらわれた形は、今、現在の自分が大切にしているものの記録でもあります。
描かれたヒフから、その息づかいや温度を感じて頂ければと思います。

これから
ここ3年ほどは一貫した方向性の中、画材を少しずつ吟味しながら制作を続けてきました。これからも、制作のテーマの本流は変わらずそのままに続けていきたいです。
さらに今年は制作環境に恵まれている学校を出るということもあり、もっと自由に思いついたことを時間を気にせず、手を、身体を動かしていきたいと考えています。材料や形体の枠も、一層向き合い選択していきたいです。
その流れは、いずれ本流と合流し、私の中で1つの大きな流れにしていきたいです。

出品作品をピックアップ
作品一覧はこちら
左手首
「左手首」\12,000-
ため息
「ため息」\30,000-

編集後記
不確実な物事に出くわす日々の中で、それに溶け込もうと試みるのかどうか、どう向き合おうかあたふたともがく 自分がいます。その感情は、彼女の描き出す素直な心構えを前にした時、落ち着いて見極めもがこうという勇気溢れ る姿勢へと変わるのです。合流し合う川の大きさや早さに怯える事なく、楽しむという勇気に。