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TOP > ギャラリー > 「ARTBOX写真賞」受賞記念 光吉正憲展 > アーティストインタビュー/光吉正憲
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1969 福岡県北九州市生まれ
現在、埼玉県春日部市在住。

独学で写真を学び、自然風景をはじめ、空や海の一瞬の造形に魅せられ写真を撮り続ける。
写真雑誌を中心に作品を発表。

愛用カメラ:Fuji Fine Pix S3pro、HASSELBLAD 503CX
WEBサイト :Masanori Mitsuyoshi PHOTOGRAPHY


制作で心がけている点について、お聞かせください

撮影においては、まずテーマの選定を行い、四季の移り変わりと被写体の変化を繰り返し撮影することで、その被写体の持つ魅力を知ることです
そして被写体の持つ魅力が同のように表現すれば引き立つかを考え、制作します。

本展示の見どころは? 一番見てほしい作品、苦労した点など

『波』を写実的に捉えるのではなく、流し撮りやスローシャッターを使い、アート調に表現しました。光の足りない日の出前や日没後はさほど撮影に問題は無いのですが、日中の撮影にはNDフィルターの使用により減光を行い、故意にシャッター速度を遅らせ撮影を致しました。
その流し撮りやスローシャッターによる『波』の動的な表現と、空の色により様々な色に変化する『波』の色彩を楽しんでいただけると嬉しいです。
また、アート調に仕上げるために、プリント用紙にもこだわりました。今回使用したペーパーは和紙。和紙のやわらかな 風合いが、よりアートテイストを高めてくれました。

制作工程を、簡単で構いませんので教えてください

撮影はデジタル一眼レフにて行いました。色調を整えるためにPhotoshop CS3にて加工。プリント工程においては、色見本を付けてのラボへの委託を考えましたが、テストプリントの段階で思い描いた色が出ていなかったため、自宅にてプリンター(EPSON PX-5600)で細かな調整を行い、出力しました。
ペーパーも数種類テストしましたが、和紙へのプリントが、一番やわらかく表現できました。

今後制作していきたいこと、モチーフ等がありましたら教えてください

今後も自然をテーマに、一瞬の造形や色彩の豊かさを表現していきたいと思います。
数年間撮りためた空の写真も、作品としてまとめて皆さんに見ていただきたいですし、新たに『風』をテーマになにか表現できないかとも考えています。
写真を通じて、自然の持つ色彩豊な風景を表現し、いつの時代でもその風景に癒される環境づくりの手伝いをしていきたいと思います。