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出版相談

はじめに
昭和30年代、三谷十糸子先生が女子美在職中、卒業すると日展に出品するものは続いて指導にあずかり、
勉強の場としてグループ展もしました。当時、三谷十糸子先生を囲むグループ展と名付けて。
青艸会と名付けてのグループ展の成立は今年で32回。
その間、1年休みましたが、毎年の行事になっています。

青艸と会を名付けたきっかけ
「三谷先生をかこむ会」としてグループ展を女子美画廊でしておりましたが33年前、
銀座の画廊に引っ越すにあたり当時のメンバーで考えました。
「艸」の字が、なかなか読んでもらえませんでしたが、永く続けたおかげで皆様に認識される様になり、ありがたく思っております。

エピソード
メンバーが世代をこえて日本画でつながっています。
十糸子先生の「絵は杖になってくれるよ」というお言葉が、フッと聞こえる時があります。
青子先生の元へと世代をこえて、会のあり様は継続は力なりと認識しています。

おわりに
長い月日の中で、金沢美大の人も加わり、今では親子ほどの年齢の幅もあります。
絵を描く目的も価値観も多彩なメンバーですが、三谷青子先生の指導のもと、それぞれの絵を描くことが出来る幸せに
感謝しています。

出品作品をピックアップ
misty
「光彩」\84,000-
稲田亜紀子
girl in mind
「おいしい」\126,000-
耒住野和子
drawing
「鳩と栴壇の実」\42,000-
阿部晶子
drawing
「森の中」\157,500-
高増暁子


編集後記「継続は力なり」まさに、彼女たちのパワーはそこからきているように思います。それぞれ多彩な表現で、
観るものを笑顔にする青艸会の皆様の今後のご活躍を期待しています。