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出版相談
1940年 広島市に生まれる
1985年 第16回広島県勤労者美術展 労働大臣賞/広島県立美術館
1986年 第1回国民文化祭/東京都美術館
1987年 第2回「日本の自然を描く展」/東京 上野の森美術館
1991年 第3回国民文化祭/兵庫県 県民ギャラリー
     第17回日仏現代美術展 広島テレビ賞/東京都美術館/仏グランパレ美術館
1993年 第7回銀座大賞展/東京 三越
1995年 第5回リキテックス・ビエンナーレ/東京 青山スパイラルガーデン
1996年 第4回 公募 「広島の美術」大賞受賞/広島市現代美術館
1997年 第26回現代日本美術展/東京都美術館
1998年 第5,8回 公募 「広島の美術」大賞受賞/広島市現代美術館
2001年 第7回 公募 「広島の美術」佳作受賞/広島市現代美術館
2003年 第6,7回 川の絵画大賞展 入賞/兵庫県 /第1回 アートアカデミー大賞展 入賞/東京 大阪 福岡 岡山
2006年 第54回 光陽展 新人秀作賞/東京都美術館/広島県立美術館/京都市美術館
2007年 第55回 光陽展 新人奨励賞/(同上)光陽会 会員として特別推挙
2009年 第57回 光陽会奨励賞/(同上)
個展
2000,02,04,06年 福屋美術画廊 /広島市/これより雅号 佃 静聞を名乗る(本名:佃 義暁)
2003,04年 四季の里美術館/安芸高田市/ ギャラリー森/北広島町、サンクス)他
2009,10年 ギャラリー宮郷/廿日市市宮島(/ギャラリーブラック/広島市(10月予定)

所蔵:広島テレビ、広島現代美術館ほか
所属:光陽会会員
受賞して
作家としてこの日のあらん事を期待しての応募ではありましたが、評価を頂け今回準グランプリの栄を頂きうれしく、 感謝致します。受賞作は神戸のイギリス館に取材したものです。朝の光がカーテン越しに庭の樹木の色と鳥の声と共に 入って来る空間を表現しました。机上のベルは、オブジェかと思いましたがなんと、神戸のチャリティー(震災)募金のも のでした。色とフォルムが美しく、印象に残ったので描いた作品です。

制作のテーマ
「和」というテーマを持っていますが、さまざまなモチーフ、テーマを広げ、チャレンジしていきたいと思っています。気に なったモチーフ同士を組み合わせたりするなど、異なるものを組み合わせ新しい世界が作れないかと試みた作品が数点 あります。私の変わらないテーマは、東洋画の美学、西洋画の美学を考え、これからもひたすら観る人に感動を与える「絵」 を描きたいと思っています。

これからも
私は幼くして、野原を駆け巡って自然の美しさを感受し、その事物を「絵」に描くことの楽しさに目覚めました。ある時、お 寺で画面隙間なく描かれた蓮の襖絵を見た時の感動は、60年たった今も変わることがありません。この時私の絵描きへの 憧れが始まり、ひたすら独学の道でしたが、美術館もない環境で、知識を得ようとして専ら書店古書店の美術書を探して読 み込んだりしました。今も昔もさまざまなことに興味を持ち勉強をすることにかわりはありません。

出品作品をピックアップ
作品一覧はこちら
なごり雪
「なごり雪」応相談

題名が全てを語っているかのような、しんとした静けさの中にはらはらと舞い散る雪の美しさが感じる作品です。
天平の光
「天平の光」応相談

鉛筆で描いたとは思えない神々しさと、慈悲に満ちた作品からは、まるでそこに立っているかのようなあたたかい気持ちになります。
菖蒲B
「菖蒲B」\36,700-

菖蒲の色の美しさと、生花の儚げな様子が感じられる作品です。


編集後記
作品名が加わることでさらに一層作品に深みが増し、観るものを捉えて離しません。改めてそのモチーフ(素材)その ものについて考え、知ることができます。それは作家が作品に敬意を払い、言葉のもつ美しさを作品の一部として表現 しているからではないでしょうか。