TOP PAGE
   
書籍・ポストカードブック
作品
ギャラリー
エージェントシステム
アートスクール
公募展
コミュニティ
Googleでサイト内検索
書名・作家名
作品・作家を探す


参考作品を除く
条件を指定して探す
.


ART BOXよりケータイ電話絵本「どこどこどこ?」が刊行されました。その出版を記念して、山口亜耶/MA-TSUによる二人展を開催いたします。主婦とイラストレーター、二足の草鞋を履く山口さんに興味深いお話を伺いました。

プロフィール
1966年生まれ/北関東造形美術専門学校、講談社フェーマススクールズ卒業/デザイン事務所を経て、現在フリーのイラストレーター/講談社フェーマススクールズこども美術学園の講師としても活動中
2007年8月26日より二人展

絵本「どこどこどこ?」が出版された今のお気持ちをお聞かせ下さい。
ホッとしています。
できあがった本を見ると、制作中の大変だったことはどこかに吹き飛んでしまいますね。以前から絵本が描きたかったので、第一歩を踏み出せたことはとても嬉しいです。同時に絵本は多くのこども達、また大人の方々の目にも触れるものですから、やはり責任も感じます。作者から見たこの絵本の見どころは?
ケータイを使ったお話ですから、当然そこに目は行くと思うのですが、テーマとなっているのはこどもたち、親を含めた大人たちとのふれあいや思いやり、またペットを愛おしむ心なのです。そして、それをうまくつなぎとめる役割をしているのが、ケータイということになります。
また、絵本に登場する子犬の動きなどは我が家の犬が参考になっています。子犬のかわいらしさが表現できるよう、記憶を掘り起こし、感情移入しつつ描いたものなので、その辺りも見て頂ければと思います。絵本を制作するにあたって、苦労したことは?
イラストの場合は文章はありませんから、最初はどうしても文章が長く、説明過多になってしまいました。
シンプルに表現することと、言葉の選び方には気をつかいました。また、流れていく話に対して絵をどう見せていくかということは、イラストの場合にはあまり考えないので、いつもは使わない脳細胞を使った気がします。今後の活動展開についてイラストの仕事ももちろん続けていきますが、絵本の制作も積極的に行なっていきたいです。描いてみたい話も色々あるので、1つでも多く形にできたらいいなと思っています。
時間と体力が大事だなと感じています。

 

飛び出す絵本
飛び出す絵本であろうがなかろうが、どちらにしてもおもしろければ、引き込まれて、そこには絵本の世界が広がるのです。
そんなことを思いながら描いた絵です。

delicious
ごはんのおいしい匂いがしてくる時が好きです。食べる時より幸せかもしれません。私は割と自分の嗅覚に頼っていて匂いで物事の判断をしているかもしれないと思う時があります。身近な人が何を食べたか、どこへ行ってきたか、匂いで当てることもあります。

ゆりかご
自分が子供の頃、母親がよく「ゆりかご」の歌を歌ってくれました。でも実際そんなゆりかごに乗ったことはなく、ゆりかごというのは憧れで・・・。自分も母親になって、子供に歌ってあげながら、ふとそんなことを思い出し、ゆりかごに乗った幸せな赤ちゃんを描いてみたかったのです。

作品一覧

『どこどこどこ?』 /絵本
まみがケータイ電話を駆使して、迷子の犬を捜索!
ケータイの正しい使い方のススメも掲載されています。新感覚のケータイ電話絵本を是非ご覧下さい。

主婦業をこなしながら、イラストレーターとしても幅広く活動される山口さんが素敵でした。これからも活躍の場を広げて、あらゆる場で山口さんの作品と出会えることを楽しみにしております。

ページTOP  インタビュー一覧