Q1.New
Illustrators FILE 掲載後の反響はいかがでしたか?
広告代理店の方などにお声をかけてもらえる機会がふえました。Q2.その他特別な営業活動はしていますか?
一般的ですが、持ち込み等は定期的に行っています。Q3.今のテイストに落ち着くまでに、改善した点はありますか?
人物の服装や小物に流行を取り入れるように気を付けています。
Q4.キュートな女性をモチーフにした作品が多いようですが、具体的にどのような女性をイメージして描いていますか?
特に誰をモデルにしていうという訳ではないのですが、女の子である事を楽しんでいる女性を描きたいなと思っています。
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Q5.最近の作品は、布や紙を多用し、画面の雰囲気がぐっと変わりましたが、これまでとは違うその効果について教えてください。
手描きを加える事で、デジタルでは表現しきれない味わいが出て来たと思います。
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Q6.グラフィカルな構図や微妙なニュアンスのある色彩使いが特徴に感じられますが、意識している点はありますか?
特に意識している訳ではないのですが、画面内で視線が一つの注目点から次の注目点へと自然に流れるような構図を描く事が多いかなと思います。
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Q7.影響を受けたアーティストや物事はありますか?
ディズニーの色彩監督をしていたMary Blairさんの独特な色使いと画面構成に感銘を受け、参考にさせて貰っています。他に、日本画の色合いなども参考にしていたりします。
Q8.これまで一番大変だった仕事は何ですか?
映画の宣伝用に実話の挿し絵で、お年寄りを描く事になったのですが、今まであまり描いた事が無かったので、自分のテイストに馴染ませるのに苦労しました。
Q9.クライアントへの自分の作品のPRポイントを教えて下さい。
可愛らしいけどそれだけでは無い作品を作る事を目指して日々制作に励んでいます。また、仕事の早さには結構自信があります。
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Q10.これから挑戦してみたい仕事や作品のテイストを教えて下さい。
1つのブランドの総合アートワークをするのが将来の目標です。あと、今までは画面内に情報をきっちり詰め込んだ絵が多かったので空間を活かした抜けのあるイラストや、人物以外のモノなども描いてみたいと思っています。
NEW ILLUSTRATORS FILE vol.3へも作品を掲載頂いている mororiさん。およそ2年後となる今回の作品の印象は、大きく変化したものでした。モチーフやフォルムの中に面影を感じる事はできますが、布や紙の質感が加わった事で、女性的イメージがさらに膨らみ、展開の幅が拡がったような、エージェントとしては大変わくわくするものです。「デジタルとアナログの融合」は、イラストレーションの世界では、まさに今が旬のテーマ。流行を取入れ、自分の物として昇華するスピードの早さは、イラストレーターにとって必要不可欠な素養であり、大きな武器となる事でしょう。今後はブランドの総合的なアートワークにも関わってゆきたいというmororiさん。今後の活躍を大いに期待しております。
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