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今後の活躍に期待するイラストレーターにぶつける10の質問。PART1は、NEW ILLUSTRATORS FILE 2005年度版の表紙を飾って頂いたタナカトシヤさんです。掲載を重ねる度にメキメキとその頭角を現し、これからの活躍が大変楽しみな、タナカさんの現在に迫ります。


1975年徳島県生まれ。幼少期に洋画家:故/井上速男氏のもとで印象派油彩画の技法を学ぶ。大学では環境デザインを専攻、造園・都市計画などについて修学卒業後、AFT カラーコーディネーター色彩技能検定/1級・2級取得。その過程でMacによるグラフィック制作を独学で学ぶ。■主な画材デジタルIllustrator・photoshopアナログ:コミックペンなど■制作期間/1日〜※クライアントの希望を優先します■データ入稿/可能■得意なタッチ人物・キャラクター・和風など■今後挑戦したい仕事書籍・版画など未経験の媒体■クライアントに一言:どうぞ、お気軽にお問い合わせ下さい。ご依頼、心よりお待ち致しております。

Q1.New Illustrators FILE 掲載後の反響はいかがでしたか?
イラストの仕事を始めた初年から、連続で美術系出版社さんの年鑑に掲載していただいているということが、個人的に大変な励みになっております。

2.その他特別な営業活動はしていますか?
2003〜5年は営業らしいことは行っていません。旧知の会社や登録しているエージェントさんからの仕事で、身を立ててきた感じです。また変名で、都内のショップ・カフェで、個展を開催してまいりました。出版社を中心に、作品集を送り始めたばかりです。

Q3.今のテイストに落ち着くまでに、改善した点はありますか?
仕事や展示などで様々なモチーフを描くうちに「だんだん落ち着いてきたな」と感じております。自ずから意識して出来たテイストというよりは、クライアント様やその他、色々な皆様のお陰できあがったテイストです。
Q4.色使いや配色のバランスに特徴がありますが、その点を教えて下さい。
特に自覚はないのですが、デジタルの制作が多く色の変換などが簡単なので、カンを頼りに配色を試せる場面が多いです。子供の頃に印象派系の油彩を習っていたことと、AFTのカラーコーディネートの資格を取ったことが、配色の面で大きく役立っているとも思います。
Q5.得意なモチーフは何ですか?
仕事では、あっさりした人物画やキャラクターを依頼される事が多いです。テイストはクライアントさん本意で、ラフやサンプルを描きおこしたりしながら、進行させて頂いております。
Q6.影響を受けたアーティストや物事などはありますか?
Macをいじりはじめた1999年に、イラストレーターという仕事をはじめて意識しまして、作品にも影響をうけたのは、森本美由紀先生・ソリマチアキラ先生のお2人です。当時流行していたデジタル化したグラフィティー・アートや、日本画の技法でグラフィティーを描く天明屋尚先生にも大変影響をうけました。
Q7.クライアントから求められる要素について教えて下さい。
ご要望をしっかり理解し、原稿に反映できるように努めたいところです。他媒体への流用なども考えられるので、デザイン・ターゲットの傾向なども伺って進められれば良いですね。
Q8.これまで一番大変だった仕事は何ですか?
「早期締切・多点数・手書き」の3つが重なると、厳しかったりします。夜遅くいただく仕事もあるのですが、上記3つに加え「寝ないでまっているので出来次第送って」というのが最近では…。反面、そこまで気にかけて頂きお仕事を振っていただけるのは、大変光栄でもあります。
Q9.クライアントへ自分の作品のPRポイントを教えて下さい。
ART BOXさんで発表させていただいているテイストに関しましては、コミックに日本の伝統的な人物画のイメージを加えた、デジタルイラストレーションです。手書きでは、アメコミや筆絵などもやらせていただいております。その他のテイストも、HPなどよりご覧いただければ幸いです。
Q10.これから挑戦してみたい仕事や作品のテイストを教えて下さい。
エアブラシや、スーパーリアルなど、未経験の画材・分野にも挑戦してみたいです。デジタル画に関しましても、パスでの制作がほとんどですので、ペイント系の描画の鍛錬をしたいです。仕事は、とにかく営業活動に力を入れなくてはいけない、と思っております。

「シャープ・スタイリッシュ・カラフル」という言葉がふさわしいイラストレーションを制作するタナカトシヤさん。ご本人は、誠実で穏やかな人柄の持ち主です。構図やフォルム、色使いのバランスは絶妙でどれも都会的なセンスが光る作品ばかりです。カラーコーディネートの資格をお持ちのタナカさんからは、イラストの使用目的や用途に合わせて、適切な配色の提案があるかもしれません。そんなタナカトシヤさんの今後の展開が楽しみです。
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