鉄道とアート
少し不可思議にも思えるこのテーマには、豊かで多彩な芸術表現がひそんでいます。
その誕生以来、鉄道は人々の驚異と憧れの対象となり、また芸術家たちのインスピレーションの源となってきました。
本書では、写真、油彩、水彩、日本画、イラストから、精巧な造形作品まで、第一線で活躍する方々の作品を多数収載いたしました。
(既刊)
体裁:A4変型判/オールカラー
定価:3,150円(税込)
ISBN978-4-87298-854-3
この本を注文する
人々の心を捉えて離さない、鉄道と芸術の織りなす鉄道物語をご堪能下さい。
掲載内容のご紹介
金盛正樹
Masaki Kanamori
どんなに高度な技術を誇る鉄道も、そこで働く人々なくしては機能することはできない。
車輌撮影も好きだが、鉄道の様々なセクションで技を揮う人々に、今はより魅力を感じる。
レトロな機械式カメラにモノクロフィルムを詰め、己の職務に没頭する彼らの姿を追う。
暗室に籠もり、フィルム現像を経て、彼らの煌きがついに印画紙に定着されたとき、
この上もない充実感が体中を駆け巡る。
持田昭俊
Akitoshi Mochida
「鉄響」。-10度の凍える空気の中、吐き出された煙がリズミカルに響き合う。ぼくの持つ
煙のイメージが見えるまで、何度も同じ場所に通いつめ、思い通りの作品に近づく。
ダイナミックに自由自在に変化する煙は、魅力的で、美しくセクシーである。大都会の通勤電車、
新幹線のテールランプ・・・・・・。レールにはさまざまな音がドラマチックに響き合い、僕の心の中に
残響として聞こえてくる。
『Railway Art 鉄道物語』出版記念展
会期:2010年07月19日(月)〜07月31日(木)
場所:ARTBOXギャラリー(4F)
アートボックインターナショナルが直接販売、発送いたします。
この本はamazonからもご注文できます。
既刊:「ART BOX Vol.11 Railway Art 鉄道物語」 |
本に関するお問い合わせはこちらへ