黒川雅之 Kurokawa Masayuki
（左）ZO ソファーのような構造の子椅子である。姿がまるで象のようなのでZOと名付けた。表面を覆うシートの選択でいろいろな雰囲気ができる。部屋のアクセントとなる椅子である。
（右）TOROS 圧搾コルクによるスツール。小さなテーブルとしても用いることができる。30cmの正立方体。

高橋三太郎 Takahashi Santoro
「合理的で大きな野心を才能と呼ぶ。作家には才能が必要である。作家のスタイルは、その野心の形式によって決まる。
レトどこかで読んだ言葉である。椅子づくりにおいても、その作り手のスタイルは「志」の形式によって決まると思う。表層的な○△□のようなものではなく。

藤原敬介 Takahashi Keisuke
ここでは3種類の作品を紹介する。１つ目は、チタニウム材でかたちを作り、陽極酸化を施して作られた椅子のシリーズ。２つ目は、全長約12kmに及ぶ24色の極細糸で、椅子／トーネット#14を包み込んだもの。三つ目は、廃材とされてしまう光学ガラスを活用して作った椅子であり、無色透明なガラスを用いた4脚の椅子シリーズのひとつ。